生クリームが泡立たない時はレモンで復活?水が原因の時の対処法を解説

生活

お菓子作りにはとてもよく使われる生クリーム。

しかし、生クリームが泡立たない!といった体験がある方は、意外にも多いようです。

この記事では、生クリームが泡立たない原因を解説し、

泡立たない時はどうすればいいのか?その対処法も解説していきたいと思います!

生クリームが泡立たない原因・理由

生クリームが泡立たない、固まらない原因はいくつか考えられます。

この中のどれかに当てはまっていないか、是非チェックしてみてください!

生クリームが泡立たない原因:水や油

生クリームに水や油が混入すると、生クリームの脂肪分と水分が分離してしまい、泡立たなくなります。

調理をする場所は水をたくさん使う場所ですので、別の作業をしている人がいるのであれば、特に気をつけましょう。

また、使うボウルに水分が残っていないかなど、使う前に確認しておきましょう。

生クリームが泡立たない原因:温度が高い

生クリームは繊細な食品で、温度が低い方が泡立ちやすく、温度が高くなれば泡立ちにくくなってしまいます。

なので、泡立てる時は冷蔵庫から出して、すぐに泡立てるようにしましょう。

特に夏の室温の中、冷蔵庫から出してしばらく置いておくと、泡立たなくなってしまいますので、要注意です。

生クリームが泡立たない原因:泡立てのスピードが遅い

生クリームは、混ぜることで気泡を含ませ、その気泡に脂肪球が凝集することで泡立ちます。

そのため、ゆっくりと撹拌していては、その間に温度も上がり、なかなか泡立ちません。

ハンドミキサーを持っていない方に、個人的におすすめなのは、

泡立て器を両手の掌で挟み、木の棒で火起こしをするように、グリグリと回してあげると、ハンドミキサーのような高速回転を手動でできるんです!

是非試してみてください!

生クリームが泡立たない原因:脂肪分が低い

生クリームは乳脂肪分が低いものを使うと、泡立ちにくいです。

乳脂肪分が36%程度のものでは、さっぱりして軽いクリームにはなりますが、泡立てにくく時間がかかります。

乳脂肪分が45%以上のものになると、泡立ちやすく、濃厚なクリームが出来上がります。

しかし、乳脂肪分が高すぎると、泡立ちやすいのですがその反面、

少し混ぜ過ぎてしまうだけで固まり過ぎてしまう、というリスクもあります。

初心者では、思った通りの固さにするのが難しいかもしれません。

そこで、植物性のクリームを使用すると、当然軽い口当たりで泡立ちにくいのですが、

泡立て過ぎても、固まりすぎることはありません。

植物性のクリームには大体「安定剤」というものが添加されており、このおかげで固まりすぎることを防いでくれます。

添加物に抵抗がある方は、ぜひ動物性の生クリームを使ってください!

どちらもメリット・デメリットがありますので、自分に合ったものを選びましょう♪

泡立たない生クリームを復活させるには

それでは、生クリームがなかなか泡立たない時はどうすればいいのでしょうか?

いくつか方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください!

復活させる手段:レモン


200gの生クリームにレモンの果汁を小さじ2分の1程度加えると、泡立ちやすくなるんです。

これは、レモン汁によって生クリームのpHが下がり、乳タンパクが変性して固まる現象を利用したものです。

少量であれば、そこまで味にも影響はないでしょう。

復活させる手段:ジャム

もしくは、ジャムを大さじ1〜2杯加えてみてください。

ジャムに含まれる「ペクチン」という成分が、乳成分と合わさることで、凝固を助けてくれます。

ちなみにこのペクチンの、乳成分と合わさって固まる現象を利用した、有名なデザートをご存知でしょうか?

なんと、あの「フルーチェ」なんです!

へぇ〜程度に思って頂ければと思いますw

復活させる手段:その他酸性のもの

他にも、お酢やすだちなどの酸味のある液体でも代用可能ですが、やはり味のことを考えると、お酢はあまりお勧めしません。

失敗した時・余った時のクリーム活用方法

どうしても泡立たなかった場合は、捨てるのはもったいないので、何か別の用途で使用するようにしましょう!

料理に使う

例えば、料理に使うのも良いですね。

クリームパスタやフリカッセなどに使うと、牛乳より格段に濃厚な味わいになります。

アイスクリームを作る

生クリームに、バニラエッセンス、グラニュー糖を加えて冷凍すれば、簡単にアイスクリームが出来上がります。

バターを作る

ペットボトルでもなんでもいいですが、容器に入れて振り続けると、バターが出来上がります。

塩、ニンニク、ハーブを混ぜてガーリックトーストにしても美味しそうですね。

まとめ

生クリームをしっかり泡立てるためのコツは

①冷たい状態を保つ
②素早く描き混ぜる
③乳脂肪分が高めの生クリームを使用する
④水が入らないように気を付ける

これらをしっかり守れば、問題なく泡立てることができます!

ぜひ、おうちクッキングを楽しんでください!

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