コーヒーをペーパードリップで抽出するときに、味を決める重要な要素の一つが
「挽き目」です。
ネットで調べると、中挽きだとか、中粗挽きだとか、いろんなレシピがありますよね?
結局、何がいいの?ってなるかと思います。
この記事では、僕のおすすめも紹介しながら、
ご自身で、ベストの挽き目を考えられるように、お伝えしていきます!!
ぜひ最後までご覧ください♪
ペーパードリップにおすすめの挽き目
まずはじめに、僕のおすすめを言いますと、
ズバリ、「中細挽き」です!
自分で粉に挽いてるけど、中細挽きってどれくらいやねん!
ってなるかと思います。
中細挽きの目安としては、グラニュー糖くらいの大きさを意識して調整してみてください!
挽き目が変わるとなぜ味が変わるのか?
そもそも、挽き目を変えると味が変わるのか?
その原理を理解すれば、どういう味を出したいかによって、自分で挽き目を調整することができます!
挽き目を変えることで、影響が出てくることが、大きく2つありますので、
順番に見ていきましょう!
抽出効率が変わる
いきなり難しそうな言葉が出てきましたが、
要するに、
コーヒー豆からどれだけ成分を取り出しやすいか
ということですね!
これは、イメージしやすいと思いますが、細かくすればするほど成分は出やすいですし、
粗くすればするほど、成分は出にくくなります。
じゃあ、細かい方がいいんじゃないの?
と思いますよね?
しかし、ペーパードリップの場合は、あまり細かくしすぎると、
ペーパーが目詰まりを起こしてしまい、なかなか落ちてこなくなってしまいます。。
なので、僕は中細挽きをおすすめしています♪
お湯との接触時間が変わる
これも、いまいちピンとこないかと思います。
砂と石でイメージしてみて欲しいんですが、
細かいサラサラの砂の層と、粒が大きい砂利の層があったとして、
水をかけると、どちらの層が水は早く落ちるでしょうか?
絶対に粒が大きい砂利の方ですよね?
コーヒー豆同じで、粗挽きだとお湯が落ちやすくなります。
そのため、成分がしっかり抽出される前に落ちてしまい、水っぽいコーヒーになりやすいんです!
挽き目を調整するときの考え方
次は、挽き目を調整する時の考え方として、2種類の切り口から見ていきたいと思います!
好みの味に変えたい
1つは、自分の好みの味にしたい時です。
これはわかりやすく、
苦味がもっと欲しいと思ったら細かく、苦味を少なくしたいと思ったら粗くする。
これだけです!!笑
ただ、さっきも言ったように、細かすぎるのも、粗すぎるのもよくないので、
中細挽き〜中あら挽きの間で調整してみてください!
豆の品質によって変える
これはどういう事かというと、
先ほど、細かくすれば成分が抽出されやすいと言いましたが、これは雑味などの嫌な味も出やすくなるんです!
そのため、安価な豆(スペシャルティコーヒーより下のグレード)を使用するときは、
苦味を出したいからと言えど、あまり細かくするのはおすすめしません。
それに比べて、スペシャルティコーヒー以上(特に品評会入賞の豆)は雑味が少ないので、細かくして、しっかりと成分を抽出してあげても良いかと思います♪
ペーパードリップにおすすめの挽き目まとめ
以上のことから、改めて僕のおすすめを言いますと、
スペシャルティコーヒーなら「中細挽き」、
スペシャルティコーヒーより下のグレードなら「中挽き」
ですね!
あとは、ご自身の好みで調整していきましょうー!
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